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2005-08-01 diary: Java: Apache Axis: クラスの配列を送受信したい → WSDLからWebサービスを作成

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Java: Apache Axis: クラスの配列を送受信したい → WSDLからWebサービスを作成

Javaクラスの配列を転送する接続性の試験を行うため、WSDLからWebサービスを作成するパスを試しました。 → Apache Axis 1.2.1のメモリ消費量が 私には許容しがたいサイズであることが判明しました…

Java: Apache Axis: クラスの配列を転送したい → WSDLからWebサービスを作成

クラスの配列を転送したいので、WSDLからWebサービスを作成するパスを試しました。なお、なぜコレクション型は用いるべきではないのかについては、下記に記載があります。

チェックを行う上で利用した組み合わせは下記になります。

まず 先に WSDLを作成します。(これが私には難しいです…)

WSDLを入力として、WSDL2Javaを実行します。 java -classpath axis.jar;commons-logging-1.0.4.jar;commons-discovery-0.2.jar;jaxrpc.jar;saaj.jar;wsdl4j-1.5.1.jar org.apache.axis.wsdl.WSDL2Java --server-side --skeletonDeploy true KantanHello.wsdl ※スケルトン生成モードで実行しています。 *SoapBindingImpl.java というファイルが作成されるので、そこに具体的な処理を記載していきます。※こちら側がサーバ処理となります。 XXXXSoapBindingImpl.java (抜粋)

public class XXXXSoapBindingImpl implements
        localhost.axis.XXXX.KantanHello {
    public DefaultNamespace.ResponseRecord hello(
            DefaultNamespace.RequestRecord request)
            throws java.rmi.RemoteException {
        try {
            int size = request.getFieldR2();
            ResponseRecord response = new ResponseRecord();
            response.setField1("もどりレスポンス");
            response.setField2(123);
            response.setBody(new BodyRecord[size]);
            for (int bodyIndex = 0; bodyIndex < request.getFieldR2(); bodyIndex++) {
                BodyRecord body = new BodyRecord();
                response.getBody()[bodyIndex] = body;
                body.setField21("もどりボディ");
                body.setField22(456);

                body.setDetail(new DetailRecord[size]);
                for (int detailIndex = 0; detailIndex < size; detailIndex++) {
                    DetailRecord detail = new DetailRecord();
                    body.getDetail()[detailIndex] = detail;
                    detail.setField31(request.getBody()[0].getDetail()[0].getField31());
                    detail.setField32(456);
                }
            }
            return response;
        } catch (Exception ex) {
            System.out.println(ex.toString());
            ex.printStackTrace();
            return new ResponseRecord();
        }
    }
}

※便宜上 null値が無いという前提のもとに全てのフィールドに値をセットしています。 Axisへのデプロイの仕方。

配布するためのライブラリ (jarファイル) を作成します。 build.xml

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?><project name="sample" default="build" basedir=".">

        <target name="jar">
                <mkdir dir="bin" />
                <delete file="test.jar" />

                <zip destfile="test.jar">
                        <zipfileset dir="bin" includes="**/*.class" />
                </zip>
        </target>

        <target name="build" depends="jar">
        </target></project>

※このファイルを libフォルダなどクラスパス上に配置する。 Axisに wsddファイルをデプロイを行います。(jarファイルは単に手でコピーしました) java -classpath bin;lib/axis.jar;lib/jaxrpc.jar;lib/commons-logging-1.0.4.jar;lib/commons-discovery-0.2.jar;lib/saaj.jar;lib/wsdl4j-1.5.1.jar org.apache.axis.client.AdminClient deploy.wsdd ※Axisサーバが起動している状態で上記コマンドを実行します。 この正式な方法だとURLが JWSとは変わるようです。この点に注意が必要です。 http://localhost:8080/axis/services/KantanHello ※変更後URLの例 呼び出しプログラムの例※こちら側がクライアント処理となります。 TestCaller.java

import java.rmi.RemoteException;

import javax.xml.rpc.ServiceException;

import localhost.axis.KantanHello_jws.KantanHello;
import localhost.axis.KantanHello_jws.KantanHelloServiceLocator;
import DefaultNamespace.BodyRecord;
import DefaultNamespace.DetailRecord;
import DefaultNamespace.RequestRecord;
import DefaultNamespace.ResponseRecord;

public class TestCaller {
    private static final int COUNT = 100;

    private static final int RECORD_SIZE = 10;

    private static void callMethod(boolean isSysout) throws ServiceException,
            RemoteException {
        KantanHello hello = new KantanHelloServiceLocator().getKantanHello();
        ResponseRecord response = hello.hello(getRequestRecord());
        if (isSysout) {
            System.out.println(response.getField1());
        }
    }

    private static RequestRecord getRequestRecord() {
        RequestRecord record = new RequestRecord();
        record.setFieldR1("リクエスト");
        record.setFieldR2(RECORD_SIZE);

        record.setBody(new BodyRecord[RECORD_SIZE]);
        for (int bodyIndex = 0; bodyIndex < RECORD_SIZE; bodyIndex++) {
            BodyRecord bodyRecord = new BodyRecord();
            record.getBody()[bodyIndex] = bodyRecord;
            bodyRecord.setField21("ボディ");
            bodyRecord.setField22(123);
            bodyRecord.setDetail(new DetailRecord[RECORD_SIZE]);
            for (int detailIndex = 0; detailIndex < RECORD_SIZE; detailIndex++) {
                DetailRecord detailRecord = new DetailRecord();
                bodyRecord.getDetail()[detailIndex] = detailRecord;
                detailRecord.setField31("でぃている");
                detailRecord.setField32(543);
            }
        }
        return record;
    }

    public static void main(String[] args) {
        try {
            long start = System.currentTimeMillis();
            callMethod(true);
            long end = System.currentTimeMillis();
            System.out.println("初回呼出の所用時間:" + (end - start) + "ミリ秒");

            KantanHello hello = new KantanHelloServiceLocator()
                    .getKantanHello();

            start = System.currentTimeMillis();
            for (int index = 0; index < COUNT; index++) {
                ResponseRecord response = hello.hello(getRequestRecord());
            }
            end = System.currentTimeMillis();
            System.out.println("" + COUNT + "件処理するための所用時間:" + (end - start)
                    + "ミリ秒");
            System.out.println("1件あたり:" + (end - start) / COUNT + "ミリ秒");
        } catch (Exception ex) {
            ex.printStackTrace();
        }
    }
}

呼び出しの時間計測結果 (インスタンス生成省略バージョン) 呼出回数1件あたり処理時間1 40ミリ秒 10 25ミリ秒 100 22ミリ秒 1000 16ミリ秒 ※レコードサイズ = 1 で測定呼出回数1件あたり処理時間1 100ミリ秒 10 89ミリ秒 100 55ミリ秒 1000 45ミリ秒 ※レコードサイズ = 5 で測定 →総計25件のデータの送受信となる呼出回数1件あたり処理時間1 340ミリ秒 10 192ミリ秒 100 146ミリ秒 1000 135ミリ秒 ※レコードサイズ = 10 で測定 →総計100件のデータの送受信となる呼出回数1件あたり処理時間1 4276ミリ秒 10 3998ミリ秒 100 3883ミリ秒 ※レコードサイズ = 50 で測定 →総計2500件のデータの送受信となる呼出回数1件あたり処理時間1 計測不能 (OutOfMemoryErrorエラーが発生してしまい、計測できません) org.xml.sax.SAXParseException: XML document structures must start and end within the same entity. が発生します。 →速度比較だけに終始するはずだったのですが、10000件程度でメモリ不足エラーが発生してしまうことが判明しました。 →つきつめてメモリ消費量を調べる時間はないので そのあたりは割愛します。  JavaVMのデフォルト値で動作させました。タスクマネージャ上では 96MB程度のあたりのように見えました。 ※レコードサイズ = 100 で測定 →総計10000件のデータを想定していた。 Axis 1.2.1 の実装上での弱点がはっきりと分かりました。処理のうえでのメモリ効率が極端に悪すぎるのです。その点をさして 多くの方々が「重い」と言われていたのですね…。

この結果を受けて、現時点での Apache Axis の採用を完全に断念しました (T_T) Javaにおいて SOAPが普及するには、根っこのところの実装の実行速度に関するブレークスルーが必要なのでしょうね…。この事実を知り、結構ショックを受けました。

…ここで我慢をしないと、、、我慢がゆるいと オープンソースのSOAP実装とかを作り始めそうな自分が未来に存在するのが はっきりと認識できます。フルでSOAP APIをサポートしなくても良いから、さくさくっと動作する ミニSOAP実装を だれかオープンソースで作ればよいだけなのですけれどもね…

注:既にオープンソースのSOAP実装がいくつも世に存在していることを知っています。しかし 例えば ActiveSOAPのホームページを見たのですが、いまいち私の趣味とは異なる雰囲気の仕様だったのです。

2005.10.31追記 読者の方からのツッコミ

Subject: Apache Axisでの配列の送受信と時間・メモリの問題について伊賀様はじめまして、畠山と申します。よく日記を拝見させて頂いております。

2005/08/01の日記「Java:Apache Axis:クラスの配列を送受信したい・・・」を拝見し、メールをお送りすることにしました。

私も業務でApache Axis(1.2)を利用しているのですが、上記日記と同様の問題に遭遇し、困っています。私自身はまだ試していないのですが、以下のページに記述のある「SAXストリーミング」を用いることで、解決できないものかと考えています。

標準ではONになっていないオプションなので、業務上利用してよいものかは、微妙かと考えているのですが...

そもそも、現在リリースされているAxis 1.2.1や1.3でサポートされているかさえ未調査です。曖昧な情報ばかりで申し訳ありません。また、見当違いな内容を書いていた場合も、申し訳ありません。

伊賀さんにとって、何かお役に立てば幸いです。今後も楽しく拝見させて頂きたいと思います。

ここからいがぴょん貴重な情報、ありがとうございます。私も このオプションについて調査してみます。

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